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2012年12月15日 (土)

我が国の「選挙管理委員会」とは、信用のおける組織なのだろうか?

この数年間というもの、それまで漠然と信頼し信用してきたオオヤケの組織や機関、団体等が、いかに危うさを孕んだものであるかということを次から次へと見せつけられて来た。

その結果、政治に興味がないと言えば嘘になるが、しかし、現実の政治及びその党派または勢力、そしてそれらの形成する力学関係とは全くの無縁でいたかった私のような人間ですらも、無知を承知の上で懸命に政治的発言を(たとえブログのようなものであっても)するようになってしまった。

以前の私は、ナイーブにも、東京地検特捜部と言えば“巨悪を撃つ”ところだと何の疑問もなく思っていたし、「司法改革」とやらの動きに不自然なものを感じながらも、まさか、最高裁までもがおかしな政治的な動きに執心しているとは想像だにしていなかった。
また、「御用学者」と呼ぶべき学者がいることぐらいは知っていてが、まさか、(地震学者や地質学者、原子物理学者等の)理系の学者でさえも肝心なところで、国民をあざ笑っているような性悪な活動をしているとは、恥ずかしながら夢にも思っていなかった。

マスコミについても、おかしな/イヤな/鬱陶しい、下品な奴らだなとは思っていたが、恥ずかしながら立花隆は角栄の闇を本当に撃ったと信じ込んでいたし、「記者クラブ」なんて、いい加減やめた方がいいんじゃないかぐらいの“良識”は持っていたつもりだが、それでもここまで腐敗し堕落していようとは想定してもいなかった。

そういう、ある意味でボンクラで単にのほほんと生きていたような人間ですらも、この5年10年の間に“オオヤケ”側が自らの信用を(まるで自ら望んででもいるかのように)失墜させていく様は、その度に口をあんぐり開けたまま、茫然自失の体で目を見開き、そのまま固まっているより他に術のないようなものばかりだったと言える。

物価に変動はあろうとも、しかし、日本銀行券の価値の確からしさ程度には信用し信頼してきたオオヤケの組織や集団のほとんどが、今やまともに信頼できなくなった結果、
「選挙管理委員会」の公正さというものにすら信用がおけなくなりつつあるとしても、それは私が人一倍疑り深い人間だからではなく、その他の諸集団、諸組織が、国民の信用を裏切り続けて来たがゆえに発生した心情と言って良いのではないだろうか。

私は、法的に無知なため、「選挙管理委員会」の公正さを担保するものとは何であるのか知らない。
そのような無知の者は余計な心配はせずともよろしい、そんな暇があったら「貧困の穴」の中に落ちないよう、せいぜい、無い能力を有るかのように見せ掛ける努力でもしていろと言われてしまいそうだが、しかし、「無知ゆえに心配もしてあげなかった結果」、無知ではない人たちはいつの間にか無知の人たちよりもの凄いスピードで堕落し腐敗していたというのだから、始末に負えないのであって
そういう意味で、誰に何を言われようと、仮に無知であろうがなかろうが、きちんと心配する/心配してあげることに越したことはなさそうだし、それは主権者の義務でもある。

思えば、民主主義とは、たとえ無知であっても、人の上に立つ人たち、指導的立場につく人たち、誰もが出来るわけではない重要な役割を担う人たちを、大いに心配し、しっかり見守ってあげることで初めてまっとうに機能するような(とても不安定で危うい脆弱な)制度だった。

そういう意味で、今まで私は自分のことを民主主義者だなどと勝手に主観していたのだが、そこからしてとんでもなくナイーブな話だったのであり、私はこれまで民主主義者でも何でもなかったのだ。

だが、今は、“はじめてのおつかい”ならぬ“はじめての民主主義者”として「選挙管理委員会」のことを大いに心配している。

出来れば、“見守る”ために開票作業の立ち会いにまで行きたいほどだが、きっとそれは叶わぬ“夢”に終わるしかないのだろう。

だとすれば、“はじめての民主主義者”としては、「選挙管理委員会」の人々の行動が完璧に公正なものであることを願い、そして心配し続けるしかない。

願わくば、信用/信頼するに値するオオヤケの組織が少しでもたくさん残るよう、今はただ祈り(?)ながら、明日の投票日を待つしかないようだ。

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