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2013年2月26日 (火)

自称“愛国者”たちは、彼らの期待とはうらはらに「売国」に梶を切った安倍晋三および彼を総裁とする自民党を叩き潰すことが出来るか?

できるはずがないですね(笑)
だが少なくとも旧民主党支持者たる私たち(笑)の多くは、国民全般はもとよりその支持者を鮮明に裏切った民主党を、自らの手で壊滅寸前にまで追い込んでみせた。
それが結果的に自民党を利する行為であることが分かっていながらも、あからさまな裏切りに対しては、きちんと責任を取らせる方向に動いたのだ。
それが旧民主党支持者たる私たち(笑)の、しかし最低限の矜恃ではあった。
民主党旧執行部の大半は、その知名度を生かしてかマヌケにも再選されたが、いわば「裏切り者の象徴、マヌケの見本」としての晒し者状態であり、テレビ画面で彼らの顔を見る度にいったい何をしに国会や党に顔を出しているのかと苦笑/嘲笑せずにはいられない。

さて、その民主党の国民に対する裏切りによって政権に返り咲いた自民党は、ではどうなのか?
選挙前は、TPPに関して口当たりの良い“愛国的言辞”を弄していたようだが、案の定、実質的にTPP参加を表明した安倍晋三に対して反旗を翻すどころか、首相一任を決定したのだという。

自称“愛国者”を気取る人々は、(予め分かり切っていたとはいえ)この体たらくに対してどのような反応を示すつもりだろう。
もはや、言うまでもあるまい。
所詮、彼らの“愛国心”などその程度であり、やけに威勢が良いのは、中国や韓国や北朝鮮に対してのみだ。
失笑ものの比喩ではあるが、的確だと思うからあえて記すが、威勢の良い“愛国者”連中とは、要するに〈ジャイアンの威を借るスネ夫〉に過ぎないのである、かわいそうに。

私たちが自覚すべきは、まぁ普通に考えれば自画像としてはとうてい容認しがたい〈のび太〉でしかないことを、自ら認めることから始めることなのであり、
私たちにもし幾ばくかの可能性があるのだとすればそれは、〈のび太〉が〈ドラえもん〉という“妄想存在”なしに、いかに自立し得るかを懸命に考えることのうちにしかない。

私は、当ブログで、「安倍晋三は立派な政治家になることができるだろうか」と、極少の期待を込めて問い掛けてみた。
しかし、彼にはやはり荷が重過ぎたのであり、国民の期待を空回りさせ、挙げ句の果てには失望から絶望へと至らせるどこぞのアイドルのような役回りが与えられたに過ぎない。

我が国は、民主党政権という一種のサボタージュ政権を経て、しかし、惨めな紆余曲折の後にがんじがらめの束縛としての〈既定路線〉を歩まされているに過ぎない。
そうした米国からもたらされるプレッシャーやストレスや屈服感を、内的には処理できず、アジア諸国に〈転嫁〉して〈虚勢〉を張るだけの自称“愛国者”の群れは、虚勢だけならまだしも実体は“去勢された狗”に過ぎない。
このような状況を打破するためにはどうすれば良いかを、とことん考え抜いてきた政治家を、言われるがままに脇に追いやり嬉々としているような者たちが、“愛国者”とやらを気取ってやまないのだから、その不健康さたるやいわく言い難いものがあるのであり、その容姿は問わないまでも“精神的キモヲタ”がストリートを跋扈し徘徊するようになってしまったのが我が国の偽らざる現状だ。
まさか、自分の目が開いている間に、こんな気持ちの悪い国になろうとは、思いもよらなかった。
ニュー(ワールド)オーダーのための“想定外の”イニシアチブを取れる潜在的可能性をまちがいなく秘めていたはずの日本(文明)の命運は、今や風前の灯状態となってしまった。

「文明の対立」という政治的言語がいかにナンセンスなものであろうと、それをナンセンスとしない者たちは、それに沿った戦略を立てて動き、〈強制力〉を働かせてくる。
(すくなくとも日本文明は、対立を惹起するものではないにもかかわらず、あるいはそれゆえに排除されようとしている)

この共同体およびその成員の多数には、もはや多くを期待できないのだとすれば、〈理解力〉のある方々に何がどうなっているかを〈理解〉してもらうよう働きかけていくしかないのではないか。

そういうことが、気の遠くなるような迂遠さでありながらも唯一の道(ソリューション)なのかも知れない。

まさに、ロングアンドワインディングロードだ。

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