« 〈のび太シンドローム〉8 | トップページ | 続〈のび太シンドローム〉2 (小沢排除に成功したと主観している者たちは、どんなレベルの仕事をしているのか?) »

2013年7月20日 (土)

続〈のび太シンドローム〉1 あるいは、人はいかにして墓穴を掘るのか。

私のような者が、「人格の陶冶」などと言い始めたら/言う必要性を感じるようなら、いよいよ日本も終わりだなと思ったら、
どうも、ブログを続ける気力が萎えて、ふと気付くとだいぶ長い休みをとる形になっていた。
少し政治的な小突き合い観察のようなものから離れ、日本の社会状況全般を他人事のように眺めていると、どうも、日本というのは、終わりに向かって着実に歩を進めているな、というのが実感として伝わってくる。
明日は、そうとは知らず、自らの意志で墓穴を掘る人が、大量に存在することが証明される日になるんだろう。
〈のび太シンドローム〉というアイデアが生じて以来、自分の周りにも、メディアの中の登場人物にも、いかに〈のび太〉がたくさんいるのかが見えてきて、こっちが神経症にさせられそうな気分になってくる。
そうでなくとも、鬱傾向の強い人間なのに、〈のび太〉を一生懸命観察し続けるのは、精神衛生上、きわめて望ましくない状態で、やはり、しばらくこのブログから離れたのは個人的には正解だったのだろう。
そういう、ある程度の距離感から、小沢一郎の、日本人への言葉、日本人に対する要求を見ていると、それは現行の日本人にとっては恐ろしくレベルの高いものであることが良く見えてくる。
したがって、明日は、日本人の多数が、小沢一郎の要求には応えられないという宣言/告白、いっしゅの敗北宣言をする日になるのだろう。
出来るか出来ないか分からないけれど、自分は〈自立〉するために/そもそも〈自立〉とはどんなことかを考えるために、自己流ながらも試行錯誤してみよう、少しは苦労してみようという人は、日本人の少数派にとどまり、
多くが、長いものに巻かれるだけ巻かれ、〈のび太〉流の(のび太直伝の(?))依存心を全開にして、少しでも“いい目”を見ようという“欲望/絶望”を投票用紙に“表出”する日となるのだろう。
そして、残念ながらも、多くの人々が、それで良いというのならそれで良いのだろうとしか言いようがない。
「それで良い」というのは、社会的に「それで良い」というのではなく、自らの投票の結果を受け止めるつもりなのでしょうから、個々人として、この後何が起きようが「それで良し」と覚悟をお決めなのでしょうね、ということだ。
「勝利」する方も「敗北」する方も、それが民主主義のコストでありリスクであることを、あらかじめわきまえてコトに臨みましょう、ということだ。間違えた時に恥ずかしくないように。
先日は、どこぞの過激で居丈高な「自己責任論者」が、素人目にも無謀と思えるヨットの冒険旅行に出発し、あっという間に自衛隊に救出され、人々の前で媚態をさらすという途方もない醜態を演じている姿をTV画面の中に目撃してしまった。
そういう恥ずかしい姿を誰あろう自分自身にオメオメとさらさぬよう、最低限の覚悟だけは持っていただきたいものだ。

日本人の中にも尊敬に値する方は、少なくないようには見受けられるのだが、やはり、現行の日本社会などに少しでも期待を持つというのは、誤りであることが良く分かってきた。
それは、官僚だの法曹だのと呼ばれている人々のレベルをあらたまって観察してみるなら、分からない方がどうかしているという話だったのであり、
もし何らかの治癒が可能だとしても、100年のスバンをものともせぬ心構えが必要な話だったのであり、
一朝一夕では、とてもではないが、何も変わらない。

……諦めだとか、ニヒリズムとかいうことではなくして、こういう事が分かって来ただけでも、私も少しは成長したのかも知れない。

|

« 〈のび太シンドローム〉8 | トップページ | 続〈のび太シンドローム〉2 (小沢排除に成功したと主観している者たちは、どんなレベルの仕事をしているのか?) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

暑中お見舞い申し上げます。
再開されまして,また楽しみが増えました。以上です。

投稿: 植杉レイナ | 2013年7月21日 (日) 01時14分

植杉さま、コメントありがとうございます。
このような気まぐれブログにも、目を通していただき、誠にありがとうございます。
御ブログには、ずっと目を通しております。
貴重な情報を、ありがたく拝見しております。

投稿: にいのり | 2013年7月21日 (日) 10時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1182932/52534163

この記事へのトラックバック一覧です: 続〈のび太シンドローム〉1 あるいは、人はいかにして墓穴を掘るのか。:

« 〈のび太シンドローム〉8 | トップページ | 続〈のび太シンドローム〉2 (小沢排除に成功したと主観している者たちは、どんなレベルの仕事をしているのか?) »