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2013年11月25日 (月)

「のび太シンドローム」(「特定秘密保護法」編)

「特定秘密保護法」とは何かということについてだが、
これが、米国からの外圧/ごり押しによって、国会にかけられることになったのは、ほぼ明らかなようだが、
「日本の、のび太たち」の得意技は、外圧に屈したと見せ掛けて外圧を悪利用することにあって、
それでも、小渕政権ぐらいまでは、「外圧に屈したと見せ掛けた悪利用」を、当の圧力国に対して駆使してみせるだけの頭脳と知恵と胆力を、
少なからぬ我が国のエスタブリッシュメントらも有していたと思われるのだが、
いよいよ、「霞ヶ関」の主流が、「のび太の同族ら」に仕切られる惨状を呈するに至り、

外圧によってもたらされるプレッシャーを、ひねこびたモノにねじ曲げた上で、よりによって自国民に対して適用するように相成ることになってしまったようだ。

当ブログで、私は、「のび太」も高校生ぐらいになれば、さすがにドラえもんを未来に帰さないことには、正常な日常生活は維持できまい旨の“甘い”現実認識を示してしまったのだが、
それは、「異常性」であるとか、「病的」であるとかの状態に対する私の認識の甘さを露呈するものでしかなかった。

「ドラえもん」などという、少なくとも近代社会においては到底容認できない異様な存在を手中に収めた「のび太」は、
長ずるにつれて、100%「ドラえもん」に由来する非正統的なパワーによって身を固め、やがて、次のように言い放つようになる、というのが、まさに現実の油断ならなさだったのである。。

「キミたちさぁ、もし、ボクの隣に猫型ロボットがいるように見えたとしても、それは、キミたちの目の錯覚だからね」
「ドラえもんという名を口にした人、猫型ロボットの能力について話をした人、それはボクに対しての反抗を意味するんだよ」
「口は災いのもと。もし、ボクに反抗するような素振りを見せたら、その時こそ、キミの傍らにかわいい猫型ロボットが立っているのを目にするかもね」

あの!「のび太」が、まさかこんなことを言うようになるとは、普通は思いもよらないことだろう。
私のようなお人好しは、さすがにいくら「のび太」であっても、高校生ぐらいになれば、独り立ちということを考え始めるに違いない、などと想像してしまう。
それが「人の道」だという思い込みがあるからだ。
だが、「独り立ち」などということをテーマにしようともしない者が、現実には存在するだろうことは、この世に「ストーカー殺人者」なる、あらゆる「殺人者」の中でも最もみっともない殺人者が実際に存在するのだということと殆んど同義なのであり、そういうモノの存在をリアルに感ずる感性はやはり必要なのだろう。
そういうモノにとって、振られるにいたって自分のいたらなさを思うだとか、自らの限界を知り相手の今後を思いやるだとか、そんなことこそ、思いもよらないことなのだ。

この、交錯することのない「思いもよらなさ」。
そこに、正常なコミュニケーションが発生する余地はない。
多くの宗教的/政治的敵対勢力が、あたかも同じ「テーマ」を巡って話し合いの場についたつもりでも、けっして本質的な和解にはいたろうとせず、けっきょく不毛な対立に終始するのも、
そこに発生している共通の「テーマ」以前の段階のコミュニケーション障害に自覚的ではないからなのだろう。

“お人好し”の思惑を超えて、残念ながらもリアル「のび太」は、高校生になろうが、社会人になろうが、重要な社会的役割を負おうが、けっして「ドラえもん」から離れようとはしない。
そういう状況を、屈辱だとは思わない/屈辱だとも思わない。そういう状況が、「屈辱」という概念と連関するという発想がそもそもない。

そして、「のび太withドラえもん」という現実に対して不平を言う者、ましてや不正告発をしようとする者、そういう者こそが、秩序破壊者であり「悪」なのだと規定する。

それが、「のび太」の正体なのであり、「特定秘密保護法」とやらの発想される側の“常識”なのだ。

私たちは、これから、そういう情けなくも惨めでみっともない社会を形成して、そして“まんまと”衰退していくのだろう。

(私が、もし仮にこの共同体の一員でなければ、ざまぁみろ運の尽きだとか、あるいは誠に慶賀の至りですとか言いながら嘲笑ってやるところだが、残念ながらそうも行かず、そればかりか私のようなお人好しは、こんな共同体にも良いところは一杯あるんだよと、一生懸命考えたりしているのだから、滑稽といえばこれほど滑稽な話もないかも知れない)

(報道によれば、この法案は、明日衆院で採決されるようだが、明日、この法案に賛成票を投じる下らない者たちの名前と顔を記録に残すことは、避けた方が良いかも知れない。きっと、それも特定秘密に該当することになるだろうから(笑))

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